【バッテリー管理】熱い夏場の炎天下でドローンを飛ばす3つの注意点
今年は夏は例年以上に暑く、ドローンを外で飛ばすとなかなか大変ですよね。
というわけで今回は
熱い夏場の炎天下でドローンを飛ばす注意点
について紹介していきます。
【動画】夏場でドローンを飛ばす注意点
夏場のドローンの運用でバッテリーが膨らむ事例をたびたび聞きます。
主な原因は
- バッテリーの長時間使用
- 車にドローンを放置
などが主な原因かと思います。
【注意点①】バッテリー温度に気をつける
猛暑である今年、ギリギリまでドローンをフライトさせると適正温度を超えてしまう事例が多発しておりますね。
自分の使用するドローンのバッテリーの適正温度や動作環境については『DJI』のホームページなどを確認してみましょう。
Phantom4Proはバッテリー残量50%目安がおすすめ
先日、炎天下の状況でドローンのフライトをさせてきましたが、バッテリー残量50%の段階で
バッテリー温度が59度
になりました。
多くの方はバッテリー残量30%を目安にドローンをフライトさせている方も多いと思います。
通常通りのドローン運用では、必要以上にバッテリーに負荷をかけてしまう可能性がありますので、モニター画面からバッテリー温度も確認してみましょう。
今年発売のMavicAIRもこの夏で寿命になった方も
2018年1月、今年発売された『MavicAIR』でさえこの炎天下フライトさせて
バッテリーが膨らんできた
という事例を複数聞きました。
これは危険な状況ですので、事前にそうならないように温度管理に注意する必要があります。
【注意点②】タブレット温度に気をつける
ドローン本体やバッテリー温度に注意が必要なことはもちろんですが、経験上真っ先に悲鳴をあげるのは
iPadなどタブレット端末
です。
こちらはもろに直射日光を浴び続けるので、すぐに『高温注意警報』で出てしまいます。
そうなるとドローンの映像を映し出しているモニター画面がブラックアウトしてしまいます。
もしその時に、ドローンの位置が目視で確認できないほど長距離飛行させていたとしたら大変ですよね。
安全運用上、先のバッテリー温度にも注意が必要ですが、マメにタブレット本体に触れて熱を持ちすぎていないか確認しましょう。
経験上、炎天下では1フライト程度でバッテリーが悲鳴をあげる印象です。
iPhoneの方がiPadより熱に強い
物理的な大きさが違うので、iPadよりは熱を持ちにくく長持ちしてしようできる印象です。
私の場合、1フライトごとに
- iPad
- iPhone
を交互に使い分けております。
私の場合、Phantom4Proにギリギリ入る大きさのサイズを選んでしまったので、ことさらに熱に弱く感じます。
【おすすめ】クリスタルスカイ
理想をいえば、ドローン専用で屋外での使用になっている『DJIクリスタルスカイ』がおすすめかと思います。
【注意点③】体調に気をつける
これはドローンではなく人の問題ですが、夏場は『熱中症』に注意しましょう。
どんなに日頃、体を鍛えていても熱中症になるときはなってしまいます。
しかも急に体調不良の症状が現れるケースが多いため、事前の水分補給が大切です。
お茶系のの飲み物に注意
水分と聞くと『水』か『お茶』などをイメージされると思いますが、お茶には注意が必要です。
お茶は『利尿作用』がありますので、逆効果になる可能性があります。
そのため、飲むのであれば、『水』か次に紹介するスポーツドリンク系がおすすめです。
脱水症状には『OS1』
たまに所ジョージがCMをしてますが、『OS1』という飲み物が最も人体の水分に近くできているので、おすすめです。
ただしやたら価格が高いので、ポカリスエット系の飲み物を水で薄めてを飲むのがおすすめです。
余談|OS1は自分で作れる
OS1は別名『経口補水液』と呼ばれております。
- こちらの成分割合は全部: 200-310 mmol/L
- ブドウ糖:ナトリウムと同量以上、ただし111 mmol/Lを超えてはならない。
- ナトリウム:60-90 mEq/L
- カリウム:15-25 mEq/L
- クエン酸:8-12 mmol/L
- 塩素:50-80 mEq/L
引用:ウィキペディア『経口補水液』より
と基準が決まっております。
もう少しわかりやすくすると
- 水:1L
- 砂糖:40g
- 塩:3g
もっと簡単に作りたいのであれば、スポーツドリンクを10倍薄めるくらいがちょうどいいと思います。
ぶっ倒れそうになったら塩をブチ込め!
私自身もともと消防士でしたので、夏場の訓練で倒れそうになることはしょっちゅうでした。
そんな時、『塩』を取ることで回復したこともありますので、適切に塩分を摂取することは非常に重要です。
消防士のときは『南の極み』に本当に助けられました笑
【まとめ】人にもドローンにも注意が必要
というわけで、夏場におけるドローン運用の注意点について紹介させていただきました。
今年の夏は例年以上に熱いので、普段以上にモニター画面などからバッテリーやモニターなどが熱を持ちすぎていないか注意しておきましょう。
事前の注意・観察で防ぐことは可能です。