ドローンが原因
- バッテリー切れ
- 電波障害
- GPSエラー
- モーターの停止
人的原因
- 操縦過信による衝突
- 飛行前点検がおろそか
- スティック操作ミス
外部要因
- 強風・突風
- 急な雨による故障
- トンビなどバードストライク
この記事ではドローンの墜落原因について様々なパターンを紹介していきます。
ドローンは空を飛ぶ以上、常に墜落のリスクがあるもの。
しかし、墜落の原因をしっかりした上で、運用すればそのリスクは限りなく少なくすることができます。
【墜落原因①】バッテリー切れ

多くのドローンはリポバッテリーを動力に動いています。
当たり前ですが、バッテリーの電池残量がなくなれば、ドローンは墜落してしまいます。
バッテリーの残量が切れる前に、ドローンを元の飛行ポイントに戻すことが重要です。
墜落対策|バッテリー残量30%以下になったら即帰還!
多くの空撮用ドローンには、バッテリーの残量が少なくなったら教えてくれるアラームが搭載してあります。
今では1万円程度で購入できるホビードローンにもアラーム機能が搭載してあります。
よく空撮で使用される「DJI」のドローンは30%以下になるとアラームが鳴るように初期設定されている。
バッテリーの残量が少なくなるほど、緊張して操作にも焦りが出てきます。
アラームが鳴ったら即帰還させるようにしましょう。
そうすれば墜落リスクを大きく減らすことができます。
【墜落原因②】電波障害

ドローン本体と操縦するコントローラー(プロポ)は「電波」で繋がっています。
当然、この電波が途絶えてしまえばドローンが墜落する原因になります。。
電波が途絶える原因としては、
- ドローンと操縦者の間に建物などの遮蔽物がある
- 強い電波を発する鉄塔がある
といった原因が考えられます。
近場に巨大な鉄塔など強い電波を発してそうな場所の場合、ドローンの飛行は控えましょう。
鉄塔=強烈な電波ではありませんが、初心者の内は危険だと思う場所は避けましょう。
【墜落原因③】GPSエラー
電波障害と同様に一定性能以上のドローンはGPSを搭載し、安定した飛行をすることができます。
しかし、深い渓谷や山間部などではGPS信号をうまくキャッチできず、通常より操縦が困難になる場合が多いです。
空撮用ドローンの場合、GPSモードが切れると「ATTIモード(手動操縦)」に切り替わってしまいます。
いざという時、慌てないように日ごろから操縦訓練をしっかり実施しておきましょう。
- 深い山の中、森の中
- 滝の近く
- 曇天
などの条件の場合、GPSキャッチがしにくくなります。
またドローンのモニターからGPSを10個以上キャッチしているか、しっかり確認をしましょう。
【墜落原因④】モーターの停止

ドローンを構成している動力であるモーターが停止してしまう場合がある。
これは事前の点検不足によるものが多いです。
日ごろから異常や異音などがないか小さな変化に敏感になりましょう。
【墜落原因⑤】自分の技術過信による木々への衝突
ドローンの操縦に慣れてくれると、自分の技量以上に無理な操縦をしてしまう場合があります。
自分の目算を誤り、うっかり木などの障害物に接触してしまうケースがあります。
ドローンの墜落原因のほとんどが操縦者自身のミスによる衝突が原因となります。
人の目視には限界があります。
意外とドローンの距離と障害物の距離の目算を誤るケースが多いので、少し操縦に慣れたくらいでは過信しないようにしましょう。
少なくとも50時間未満の操縦経験の内は己を初心者と思っておいたほうがよいです。
【墜落原因⑥】飛行前点検がおろそか
ドローンを飛ばす前には、必ず
- 機体のチェック
- プロペラのチェック
- バッテリーのチェック
などをしましょう。
ドローンのパーツの多くは「プラスチック」でできている場合がほとんどです。
知らないうちに傷ついていたり、経年劣化による痛みがでているケースがあります。
ドローン運用前に各部のチェックをしておきましょう。
【墜落原因⑦】スティック操作ミス
【墜落原因⑧】強風・突風
【墜落原因⑨】急な雨による故障
多くのドローンは雨天利用には対応していない。
不安定な天候の場合、突発的な雨に降られるケースも少なくない。
雨に濡れた=即墜落にはならないが、ドローンを長期的に大切に使うためには、雨が降りそうな場合などを見極めよう。
【墜落原因⑩】トンビなどバードストライク

最後は縄張り意識の強いトンビやカラスなどによるバードストライクに注意しよう。
トンビなどは初め1羽で警戒してくるが、多くは仲間を引き連れてドローンを警戒してくるぞ。
場合によっては、突撃してくるケースもある。
ドローンの操縦技量に自信があれば、うまくかわすこともできるが自信がないうちはすぐに避難行動をとるようにしよう!