【サーフィン空撮】サーフィン撮影におすすめなドローンと空撮映像を紹介!
サーフィンをドローンで空撮したい!でもどんなドローンを選べばいいの?
夏でも冬でも季節関係なくサーフィンをやっている方々にとって、自分がサーフィンしている様子をアクションカメラ『GoPro』などをボードに装着して撮影している方は多いと思います。
自分がサーフィンしている様子をかっこよく撮影してくれる機材があったらいいですよね。
そこで最近よく聞くようになった『ドローン』
YouTubeで動画を見てみたけど、やっぱりすごい映像が撮影できる!
ちょっとドローンに興味はあるんだけど、実際どんなドローンを選んでいいかわからない。
そこで今回はサーフィンを空撮するのに、おすすめドローンの選び方と実際に撮影した動画をご紹介するぜ!
この記事を読んで、ドローンでサーフィン仲間を撮影したら人気者になれるぞ!
- サーフィンを空撮するとどんな映像が撮影できるのか。
- そもそもドローンとは何か。
- サーフィンにおすすめなドローンの選び方
- その他必要な機材
- サーフィンにおすすめなカメラ機材
- 海で空撮する上での注意点
ドローンでサーフィンを空撮するとどんな映像が撮影できるか?
上記動画のように、ドローンは空を飛び、その映像性能も優れているため、『サーフィン』を撮影する上で非常に優秀なカメラ機材といえるでしょう。
注意点|初めての人は真似をしないように。
上記動画はバリ島でサーフィン空撮をしている中村聡志さんというドローンパイロットです。
はっきり言って操縦が超絶に上手です。
相当に練習を積んでいるから、これだけ被写体に接近して撮影することができます。
もしこれからドローンを始めた方にはいきなり撮影することはサーフィンをしている方に大怪我を負わせるリスクとドローンを水没させるリスクがありますのでご注意ください。
サーフィンの撮影より『SUP(サップ)』の方が撮影の難易度は低くなります。
https://drone-aerial-corps.com/2018/05/04/sup/
バリ島在住のサーファー兼ドローンパイロットの中村さん
サーフィンを空撮におすすめなドローンベスト3
おそらくこのページに辿り着いた方はまだドローンを購入したことがない方と思われますので、簡単な説明からします。
現在いろんな会社からドローンが発売されております。
しかしこと『空撮用ドローン』に関しては2018年現在『DJI社』のドローンが世界シェア70パーセント以上を誇り、ダントツでナンバー1です。
そのため初めて空撮用ドローンを購入しようと思っている方は、まず『DJI製』で間違いないです。
実際私自身も練習用や体験イベント用に小型のホビードローンは持ってますが、空撮業務は全て『DJI』のドローンを使用しております。
またDJIのドローンに関しては以下の記事も参考にしていただければと思います。(おすすめな購入方法も書いてあります。)
ではおすすめサーフィン空撮におすすめのドローンを3つご紹介します。
https://drone-aerial-corps.com/2016/10/09/kakaku-com/
ベスト1|Mavic 2 ZOOM
製品名 | Mavic 2 ZOOM(マービック2ズーム) |
---|---|
価格 | 162000円(税込) |
機体重量 | 905g |
特徴① | 2倍ズーム|24~48mm |
特徴② | ロスレス4倍ズーム |
動画 | 4K30fpsで撮影可能 |
静止画 | 1200万画素 |
センサー | 1/2.3インチセンサー |
特徴③ | 全方向障害物センサー |
飛行時間 | 最大31分 |
最高時速 | 72㎞/h |
URL | https://store.dji.com/jp/product/mavic-2 |
ズーム機能があるMavic 2 ZOOMが一番リスクなく、迫力のあるサーフィン映像を空撮することができます。
やはりズーム機能があるのは、これだけなので本当におすすめです。
Mavic 2 ZOOMの空撮動画
ズームもしながらドローン本体を移動させるとダイナミックな映像になります。
https://drone-aerial-corps.com/2018/09/17/mavic2zoom-2/
ベスト2|Mavic 2 PRO
製品名 | Mavic 2 PRO(マービック2プロ) |
---|---|
価格 | 192,000円(税込) |
機体重量 | 905g |
カメラ | ハッセルブラッド |
動画 | 4K30fpsで撮影可能 |
静止画 | 2000万画素 |
センサー | 1インチセンサー |
特徴③ | 全方向障害物センサー |
飛行時間 | 最大31分 |
最高時速 | 72㎞/h |
URL | https://store.dji.com/jp/product/mavic-2 |
Mavic 2 PROは「ZOOM」と違って、2倍ズームの機能はないです。
ただ1インチセンサーで2000万画素の動画を撮影することができます。
画質にこだわるなら、Mavic 2 PROがおすすめです。
Mavic 2 PROのハッセルブラッドレンズでフィルム調に
これは全編Mavic 2 PROで空撮した動画になります。
ハッセルブラッド特有の温かみのある動画になりますね。
https://drone-aerial-corps.com/2018/09/01/mavic2-kuusatu/
ベスト3|Phantom4Advance
- 価格:149000円(税込)
- カメラ:1インチセンサー
- 画質:2000万画素
- 映像:4K60fps
- 障害物センサー(前方のみ!)
DJI社の代表モデルであるPhantomシリーズになります。
テレビなどでよく見る空撮映像は、このPhantomシリーズかその上位機種であるInspire2(インスパイア2)などを使用して撮影された映像がほとんどです。
簡単なスペックは上記の通りですが、2000万画素4K映像撮影可能で素晴らしい映像が撮影できます。
そのため、空撮をしてYouTubeなどで公開したい場合などでも十分すぎるほどのクオリティで撮影することができます。
ベスト4|Phantom4Pro(ファントム4プロ)
- 価格:204000円(税込)
- カメラ:1インチセンサー
- 画質:2000万画素
- 映像:4K60fps
- 5方向障害物センサー
つぎに紹介するのは『Phantom4Pro』です。
先に紹介したPhantom4Advanceの障害物センサーが5方向に張り巡らされているバージョンになります。
空撮業務を行う上で、安全性はとても重要ですが、ことサーフィンに関してはいざという時に障害物センサーが働いて、自動で止まってしまっては困ります。
他の空撮業務活用も含めれば、一番におすすめしたいところですが、今回はサーフィンということで2位にしました。
またAdvanceと価格差が4万円ほどありますので、個人的には少しでも安く購入してその分『バッテリー』やマイクロSDカードなどの機材に費用を回した方がおすすめかと思います。
ベスト5|MavicPRO(マビックプロ) シリーズ
- 価格は、129,800円 or 144,800円(プラチナ)
- コンパクト&軽量:743gと軽量であり、折りたたみ可能
- 送信機:プロポもコンパクト!しかもスマホをプロポにできる。
- 最大4kmまで送受信可能!
- 4Kカメラ搭載:Phantom4とインスパイアと同レベルの映像撮影が可能
- 障害物回避+対地高度維持などで安全性抜群!
- 最大27分の飛行時間:実質1フライト20分程度と思われる。
- アクティブトラック:自動追尾等の自動飛行機能も対応
次におすすめなのはMavicシリーズのドローンになります。
MavicPROは先のPhantomの下位機種になります。
その特徴は小型高性能で旅などに持っていくには、本当に最高のドローンになります。
Phantomと比べて劣る点が、3点あります。
- 映像性能
- 風に対する推進力
- 最高時速
の3点です。映像性能はどうしてもPhantom4Proシリーズと比較すると劣りますが、YouTubeなどに公開する分には全く問題ないレベルです。
また風に対する推進力ですが、サーフィンなどそれなりに風のある環境下で撮影することを前提にするともうひとつパワーが欲しいという印象です。
あまりに強風だと行きが追い風、帰りが向かい風で戻ってこれなくなる可能性もあります。
特にドローンの操縦に慣れないうちは『風速5m/s』以上の強風下では飛行は避けた方が無難かもしれません。
ベスト6|MavicAIR(マビックエア)これから空撮する人におすすめ
- 価格単品:104000円
- 価格コンボ:129000円
- サイズ折りたたみ時:168✖︎83✖︎49mm(SPARKよりコンパクト)
- サイズ展開時:168✖︎184✖︎64mm(MavicPROよりコンパクト)
- 機体重量:約430g
- 最高時速:68.4km
- 通信距離:4km(日本では2km)
- 飛行時間:21分 ➡︎ MavicPROは27分、30分
- カメラセンサー:1.2/3インチセンサー
- 映像画質①:4K30fps
- 映像画質②:1080p/120fps ➡︎ スローモーション撮影可能
- 画質:1200万画素・HDR(ハイダイナミック)写真
- 8GB内部ストレージ:新機能(外部SDとは別)
- 3軸ジンバル
2018年1月に登場したMavicAIR(マビックエア)も入れておきます。
こちらは先に紹介したMavicPROのさらに小型版になります。
カメラ性能はほとんどMavicPROと変わりませんが、さらに小型になったということでやはり風に対する推進力が気になるところ。
そのため、強風下での空撮はあまりおすすめしませんが、これからいろんな旅先やアウトドアシーンで活用する上で、とてもコストパフォーマンスに優れたドローンになります。
https://drone-aerial-corps.com/2018/01/24/mavicair/
プロペラガードは装着すべきか否か?
初めてドローンを聞く人は「なんじゃそりゃ?」と思うかもしれません。
上記の写真のように直接プロペラとの接触リスクを軽減するため『プロペラガード』なるものもあります。
正直装着の有無に関しては、とても悩むところです。
プロペラガードは万が一被写体に接触してしまうことを考えれば、装着したいところです。
しかし、『プロペラガード』がある分、空気抵抗を増やすため風に煽られやすくなる側面もあります。
サーフィンはそれなりに風があることも重要になりますので、装着の有無は悩むところ。
個人的には接触の危険があるほど被写体に接近して空撮はしませんので、装着はせずに空撮をしますが、念のため現場には持っていくというスタンスでいきます。
https://drone-aerial-corps.com/2018/01/29/puropera-2/
ただしサーフィンイベントの場合であれば、迷うことなくプロペラガードの装着は必須になります。
イベント時のドローンの運用については以下の記事をご覧ください。
https://drone-aerial-corps.com/2017/12/28/event-3/
サーフィン撮影にあると便利なGoProHERO6
すでにサーフィンでいろいろ撮影しようと思っている方はすでに『GoPro』のようなアクションカメラをお持ちだと思います。
ドローンの空撮のみでは、どうしても撮影できないボード上からの映像を撮影できます。
ドローン空撮とGoProを組み合わせて映像を編集できると、個人でもすっごいプロモーションビデオが編集できてしまいます。
せっかくなので、合わせてみてはいかがでしょうか?
先のMavicシリーズとGoProHERO6を組み合わせても、予算『20万円以内』に収まってしまいますので、本当にすごい時代になったと思います。
ドローンで空撮したサーフィンの映像
ハワイでサーフィン空撮
ハワイダイヤモンドヘッドでサーフィン空撮
パイプライン
海でドローンを飛行させる上での注意点
またドローンには各種法律などが関係してきます。
どこの海でも自由にドローンを飛ばせるわけではありません。
観光客がたくさん集まるような場所や観光地などでは、まず管理している市町村や行政、観光協会などに連絡を取って、ドローンの飛行について確認してみましょう。
https://drone-aerial-corps.com/2016/07/07/777/
ドローンの購入と同時にいろいろな書籍を通じて、知識やマナーも身につけましょう。
https://drone-aerial-corps.com/2016/06/24/drone-osusune-book/
まとめ
ドローンとサーフィンは本当に相性がいいと思います。
ドローンに携わっていると、その機能はとてもハイテクなのに、『アウトドア』なシーンと抜群に相性がいいところが不思議だとつくづく思いますね。
ドローンは年々価格が安くなり、性能もどんどん進化しています。
気になる方は『+ドローン』な生活をはじめてみてはいかがでしょうか?
海上ドローン空撮|船の上でドローンを運用する7のポイント
https://drone-aerial-corps.com/2018/02/25/boat/