【写真40枚】Mavic 2 PRO(マビック2プロ)の使い方で徹底解説
製品名 | Mavic 2 PRO(マビック2プロ) |
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価格 | 192,000円(税込) |
機体重量 | 905g |
カメラ | ハッセルブラッド |
動画 | 4K30fpsで撮影可能 |
静止画 | 2000万画素 |
センサー | 1インチセンサー |
特徴③ | 全方向障害物センサー |
飛行時間 | 最大31分 |
最高時速 | 72㎞/h |
URL | https://store.dji.com/jp/product/mavic-2 |
今回は2018年8月23日に発表があったDJIの新型ドローン
の開封レビューを行います。
- 開封
- ドローンの特徴各種
- ドローンとの比較
- 各種の設定方法
徹底的に解説をしていきます。
Mavic 2 PROが初めての DJI空撮用ドローンの方もいると思います。
どうやって準備してフライトをすればいいのかわからない方用に解説していきます。
『Mavic2 PRO』の基本スペックに関しては、別記事で解説しております。
スペックそのものが気になる方はまず以下の記事をご覧ください。
「Mavic2 PRO」とは
- 製品名:Mavic 2 PRO(マビック2プロ)
- 価格:192000円(税込)
- 機体重量:905g
- カメラ:ハッセルブラッド
- 2000万画素
- 1インチセンサー
- 4K30fps
- 全方向障害物探知
- 飛行時間31分
- 最高時速:72km
- 伝送システム:Ocusync2.0
ずっとDJIの空撮用ドローンを紹介してきましたが、その中でもベストと言えるドローンです。
何といってもコンパクトで映像性能がいい!!
Mavic 2 PRO!開封の儀
というわけで開封していきます。
箱を開けるとこんな感じです。
といきなりドローンが飛び出してきます。
箱自体が非常にがっしりと高級感のある仕上がりになっております。
この箱に入れて持ち運びしても問題なさそうですね。
これはテンションが上がりますね!!
旧MavicPROと比較して一見した大きさはそこまで変わらないように感じます。
色は旧モデルがブラックだったものがグレーになった感じですね。
セット内容はこちら!
同梱物を並べようと思いましたが、どう考えてもDJIのサイトに掲載されているものの方がわかりやすいですね。
入っている内容物は
- ドローン本体 1個
- 送信機(プロポ) 1個
- フライトバッテリー 1個
- 充電器 1個
- プロペラ 一式
- 電源ケーブル 1個
- RCケーブル 各種
- ジンバルプロテクター
- RCケーブルスライダー
- コントロールスティック 予備
になっております。
Mavic 2 PROの本体をみてみよう!
正面図
これ見よがしの『ハッセルブラッド』です。
これぞ『Mavic2 PRO』の一番の特徴ですね。
カメラのサイズ感は一回り以上大きくなりましたね。
カメラのセンサーサイズが上がったので、必然的です。
真上から見ると!
折りたたみ状態
と言ってもこれだとおなじみのコンパクトさが伝わらないと思います。
各種ドローンとその大きさを比較してみます。
Mavic 2 PROと他のドローン大きさ比較
折りたたみ状態での大きさ比較
写真左からPhantom4Pro・Mavic2PRO・MavicAIRになります。
Mavicシリーズのドローンの最大の特徴は
折りたためるコンパクトさ
です。
折りたたむと、Phantom4Proよりもずっとコンパクトになります。
展開時の大きさ比較
ドローンを展開すると、そこまで大きさは変わらなくなります。
MavicAIRの小ささは一際目立ちますね。
MavicAIRとの比較
2018年冒頭に発売された『MavicAIR』と比べると一回り大きいですね。
価格・性能差を比較するとドローン初心者にとってはどちらを購入しても非常におすすめの1台になります。
特にカメラスペックなどにこだわりがなく、小さい方がいい!という方にはMavicAIRがおすすめです。
旧Mavic PROのと違いを解説
写真右が『Mavic2 PRO』になります。
ボディからが少し明るくなり、サイズ感も一回り大きくなりました。
旧Mavic PROより進化したポイント
重量は約170gほど増加しました。
重量が大きくなったこと、さらに風に対する抵抗力・安定感も確実に増しました。
カメラスペックの向上
今回の大きな変更点は
- PRO:1インチセンサーに進化
- ZOOM:ズーム機能が追加
というわけで、一回り大きなカメラになり、『ハッセルブラッド』になりました。
プロポの違い
プロポもパッと見た印象に大きな違いはありませんが、非常に使いやすくなりました。
①スティックが取り外し式になった
収納時はプロポスティックを収納できるため、さらにコンパクトに持ち運びができる上、機材の故障防止にも繋がります。
ショートカットボタンが2つになった
『Mavic2 PRO』はプロポ裏に『ショートカットボタン2つ』が設定されました。
これにより1タッチでカメラの向きを正面・真下に切り替えるなど非常に便利です。
正直これは非常にありがたいです。
P・S・Tモードの切り替え可能
これまでのドローンは
- Pモード:GPSモード
- Sモード:スポーツモード(最高速度が出せる)
- Tモード(トライポッド)
Tモードでは、最大飛行速度は1m/sまで抑えることで、より微調整の効いた安定した飛行を行うことができます。
このモード、これまではアプリ画面からタップして切り替えが必要でしたが、ボタン一つで切り替えできるようになったことは非常にありがたいですね。
Phantom4Proと比べてプロポも小さい
Phantom4Proが持ち運びに不便なのはドローン本体の大きさに加え、プロポも大きいことにあります。
MavicPROシリーズのプロポは非常にコンパクトですので、ここでも携帯性に差が生まれます。
実際に持ち運ぶ時のリュックの大きさ比較
実際にドローンも持ち運ぶ時のカバンで大きさは決定的に差がついます。
写真左の黒のバッグがMavic2PRO、右がPhantom4Proのケースになります。
開けるとこんな感じ
上記の写真のような感じでドローンが収納されております。
フライモアセットの収納はこんな感じ
ドローン本体・バッテリー・プロポ・充電器と結構入ります。
充電器を入れずにバッテリーの数を増やしたらかなり便利そうですね。
横から見ると
とてもコンパクトですね。
実際にバッグを持ってみると
非常に軽量・コンパクトでそこまで荷物になりません。
自前のリュックサックなどに収納して持ち運びもできそうですね。
別売り|Mavic2PROの専用リュックはフライモアセット
上記で比較している専用バッグは、別売りの『フライモアセット』のものになります。
価格39000円で、
- バッテリー2個
- プロペラ一式
- 専用バッグ
- カーチャージャー
- ハブ充電器
などがつきます。コスパ的に確実にお得ですので、セットで購入していいかと思います。
Mavic 2 PROはコンパクトでPhantom4Proクラスのカメラ搭載がすごい!
『Mavic2 PRO』がなぜこれだけ注目されるのかと言うと、ここまで比較で示したように、
Phantom4Proと機体の大きさが違うのに、カメラの性能差がほとんどないことです。
上記表は各種ドローンのスペック比較になりますが、非常に優秀なドローンで、今後の主流機になると予想されます。
ドローンの初飛行前にすべき8つの初期設定項目
ステップ①|ドローン本体バッテリーの充電
付属のリポバッテリーを取り外し、充電器に接続することで充電することができます。
バッテリー全てを満充電しようとおもうと2時間程度かかりますので、ドローンを飛ばす前は事前に余裕を持って充電しておきましょう。
充電するときはこんな感じ
今回のバッテリーから、残りバッテリー残量は上記写真の緑色LED部分で示されるようになります。
ばっちり充電できていれば、上記LED部分が完全な円になります。
ステップ②|プロポの充電
プロポの充電方法は、全く知らないとちょっと手こずります。
上記写真を参考にケーブルとコネクターを組み合わせてください。
メインケーブルは名古屋名物『きしめん』みたいなひらっぺたいケーブルになります。
プロポ左上部にあるコネクターを一旦抜いて、先のケーブルを挿入します。
ケーブルを充電器に接続
字が小さくてわかりにくいですが、上記写真で58%充電しております。
ステップ③|マイクロSDカードの挿入
ドローンの飛行される前には忘れずに『マイクロSDカード』を入れておきましょう。
マイクロSDカードの挿入口はドローン裏側にあります。
ドローン裏側に外せるカバーがあります。
忘れずにセットしておきましょう。
Mavic2PROにはマイクロSDカードがなくても『8G』の内臓メモリがあります。
おすすめマイクロSDカード
https://drone-aerial-corps.com/2016/10/13/microsdcard-osusume/
ステップ④|プロペラの取り付け
ドローンのプロペラになります。
初めての方はわからないと思いますが、プロペラには2種類あります。
上記写真のように、プロペラ中央をよく見ると、『白丸』があるのとないのとに分かれます。
これはドローンのプロペラの回転方法が異なるためです。
プロペラを取り付けるときは、同じ白い模様がついた場所に装着します。
プロペラは押し込んで回せば取り付けることができます。
プロペラの回転方向と飛行原理について
プロペラはそれぞれ対角線で同じ方向に回転してくれます。
それぞれが相互作用しながら飛行します。
ドローンの飛行原理について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
https://drone-aerial-corps.com/2016/07/02/post-212/
ステップ⑤|DJI GO4のアプリのダウンロード
DJIのドローンには『DJI GO4』という専用アプリがあります。
アンドロイドでもiPhoneでもアプリのダウンロード画面から検索すれば、ダウンロードできます。
ステップ⑤|エアロエントリーで保険の加入
DJIのドローンは1年間保険が付いています。
これはドローンの機体保険ではなく、もし第三者や財産に損害を与えた時のための保険になります。
エアロエントリー株式会社というところが担当してますので、そちらから申し込みください。
2年目以降は結構高いようなので、その間に保険会社を探しておくとよいでしょう。
ドローンそのものの機体保険に加入するか否かはそれぞれ考えたら良いかと思います。
ステップ⑥|カメラカバーの取り外し
ドローンのカメラには、ジンバルを固定するため、カメラカバーが付いております。
こちらのカバーを取り外す必要がありますので、忘れずに外しておきましょう。
Mavic 2 PROは外すのに少しコツがいりますので、初めは慎重に行いましょう。
ステップ⑦|ドローン本体の電源の入れ方
いよいよ初期設定に入りますが、その前にドローン本体やバッテリーの電源の入れ方を学びましょう。
すいません、撮影した後に気づきましたが、電源ボタン押してるとことが見えないですね。
上記写真のボタンを『2回長押し』すれば電源を入れることができます。
正確には
- 1回ボタンを押す
- 2回目は2秒以上長押し
です。
ドローンは一度電源ボタンを押しただけでは、オンオフできません。
2回確実に長押しすることで電源が入ります。
ふとした拍子で電源が落ちても困りますしね。
ステップ⑧|初期設定
全ての電源を入れてアプリの指示通りに従えば、なんとかなりますが、わかりにくい方は『DJI JAPAN SUPPORT』の動画を参考にしていただければ、問題なくできると思います。
ここから実際にドローンとプロポ・アプリを起動してドローンの初期設定を行います。
下のようなガイダンスが表示されますので、機体の名前や操縦モードを撰択していきましょう。
いろいろ悩むと思いますが、ドローン初心者の方はDJI推奨の初期設定のままで大丈夫です。
準備完了!!いよいよ初フライトへ!
- 製品名:Mavic 2 PRO(マビック2プロ)
- 価格:192000円(税込)
- 機体重量:905g
- カメラ:ハッセルブラッド
- 2000万画素
- 1インチセンサー
- 4K30fps
- 全方向障害物探知
- 飛行時間31分
- 最高時速:72km
- 伝送システム:Ocusync2.0
というわけで開封・初期設定編はこの辺にしておきます。
次回は実際に『Mavic2 PRO』を飛ばしに行ってきます。