子供(小学生)のプレゼントにおすすめなトイドローンベスト3と注意点
- ドローンを飛ばす上で知っておくべきこと
- ドローンの危険性
- 法律やマナー
- ドローンを飛ばしてはいけない場所
- 子どもにおすすめなドローンの選び方
- 小学校低学年のお子さんにおすすめドローンベスト3
ドローンの名前が知られる様になって、こう考える親御さんもいると思います。
しかし、流れてくるドローンに関して流れてくるニュースはネガティブなものだったり、空を飛ぶものだから本当に子どもに操縦させてよいものかどうかわからないですよね。
そこで今回は、子供用特に小学校低学年のお子さんにドローンを購入する上で知っておくべきこととドローンの正しい選び方をご紹介いたします。
子供がドローンを操縦する上で知っておくべき3つの注意点
まず子供がドローンを操縦する上で知っておくべき注意点を3つお伝えします。
【注意点①】ドローンに関する危険性を知ること。
2018年現在、本当に様々な種類のドローンが登場しました。
共通して言えることは『ドローンは凶器』であるということ。
機械が空を飛び、重量があり、プロペラがある以上、必ずリスクはあります。
それは操縦している子供だけでなく、周囲の他人に対しても怪我を負わせてしまう可能性があるということです。
【注意点②】ドローンに関する法律とマナーを知ること。
ドローンは機体重量が100g以上では『航空法』という法律が適用されます。
細かい内容については以下の記事を参考にしてほしいのですが、子供用にドローンをプレゼントする際は、『100g未満』の『トイドローン』を購入するようにしましょう。
また重量が小さいとそれだけ、墜落時や万が一の時の損害が限りなく少なくなります。
【注意点③】ドローンを飛ばす場所には十分に注意すること
どんな小型のドローンでも飛ばす場所には十分に注意してください。
具体的には以下のような場所になります
人がたくさんいる公園
公園によっては地方条例によってどんな小型ドローンでも飛行が禁止されている場合があります。
上空に電線などがある場所
ドローンが電線と接触する可能性があります。
もし電線と接触して電気が通ってしまったらとんでもない事態になります。
上記動画はアルミ風船ですが、啓発のため添付しておきます。
道路に面している場所
車に衝突する可能性がありますし、ドローンに夢中になると外に飛び出してしまう危険があります。
線路付近
線路にドローンが入ってしまえば、取り返しのつかない事態になりかねません。
他にもたくさんありますが、いろんな場所にはいろんなリスクがつきまといます。
子供の年齢なども考えた上で、ドローンを飛ばす際は必ず親の目の届く範囲で行う様にしましょう。
小学校低学年の子供におすすめのトイドローンベスト3
では次に上記の注意点を踏まえた上で、子供のプレゼントにおすすめなドローンをご紹介していきます。
3つ紹介してますが、共通するポイントは6つです。
- 100g以下であること
- 飛行性能がとても安定している
- 壊れにくい
- 室内でも遊べる
- 接触しても怪我のリスクが低い
- 大人も楽しめる
の6つです。
では見ていきましょう!
ベスト1|parrot社Mambo(パロット社マンボー)
まず一番におすすめしたいのがparrot社から販売されている『Mambo』になります。
もう見るからに楽しそうなデザインですよね。
ではなぜmamboがおすすめなのかその理由を説明します。
ポイント①|ホバリング・飛行性能が安定していること
DRONE WALKERでは、これまで数多くの子供向けドローン体験イベントを実施してきました。
その中で必ず使用してきたのは、『parrotのmambo』です。
イベントを運営する側としては、必ず事故や怪我などを出さないよう注意する必要があります。
室内の飛行であれば、一度離陸させれば操縦しなくともその場でホバリングを保ってくれます。
まずはホバリングがとても安定していることはとても安心できます。
ホバリングが安定しないトイドローンは、操縦を楽しむ上ではとても素晴らしいのですが、イベント時など不用意なコントロールでどこにドローンが飛んでしまうかわからないデメリットがあります。
初めてドローンを飛ばす方が離陸した直後に戸惑わないようなものは、まずホバリングが安定していることがとても重要な要素になります。
ポイント②|機体サイズが秀逸!室内でも外でも飛行が楽しめる!
mamboは手のひらにすっぽり収まるコンパクトサイズで室内で飛行する上で特に問題ありません。
また屋外でドローンを飛ばす時にも機体サイズが小さすぎることはないので、安定した飛行が楽しめます。
- 200g未満のトイドローンはとにかく風に弱い。
- ちょっとした強風でもすぐに流されてしまう。
- 子供が外でドローンを飛行させる場合は必ず大人は目を離さないようにしましょう!
- 機体のロストからもしかしたら人や器物に損害を与えてしまうかもしれません。
ポイント③|飛行性能が優秀
また飛行性能はとても安定しております、上の写真のようにフラフープ潜りも難なくやってのけます。
センスがいい子供ですといきなりドローンを操縦して、いきなり遠くのフラフープを上手に潜ることができたりします。
ポイント④|遊び心が満載!
手でブロックや紙などを掴むギミックが搭載されており、たくさんの遊び心が詰まっています。
こういうギミックを使ってどんなことができるのかは、大人である私たちより子供たちの方が天才ですよね。
ポイント⑤|大人も楽しめる
子供以上にドローンに熱中するのが、大人です。(特にお父さん!)
子供だけでなく、親も一緒にドローンを楽しめる環境を作ることはとても重要です。
ベスト2|DJI社 Tello(テロー)
価格 | 12800円 |
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機体重量 | 80g |
飛行時間 | 13分 |
映像画質 | HD720P |
有効画素数 | 500万画素(ただしスマホにも依存する) |
最大伝送距離 | 100m |
手ぶれ補正 | 電子手ぶれ補正 |
オススメ度 |
価格・性能的にかなり期待がもたれるドローンが『Tello』になります。
DJI社はドローンメーカー世界シェアナンバー1の会社で、主に空撮用ドローンを販売しております。
機体の安定性から撮影機能まで、コストパフォーマンスが抜群です。
販売していないにも関わらず、DJIから出たトイドローンということで否が応でも期待が高まります。
【Tello EDU】プログラミング教育専用
商品名 | Tello EDU |
---|---|
価格 | 16800円 |
飛行時間 | 13分 |
『Tello』には『プログラミング教育専用』の『Tello EDU』というモデルも発売しております。
学校教育などの場でも活用されております。
楽しく、未来のテクノロジーを学べることはとてもいいことですね。
「Tello Edu」を使ってプログラミング教室をしました
実際に『Tello EDU』を使ってプログラミング教室をしました。
講義の様子などそのまま動画にしてますので、自分でもプログラミング教室をしてみたい方は参考にしてみてくださいね。
ちょっとした空撮写真も非常に優秀
『Mambo』とは決定的に違うのが、そこそこな空撮写真が撮影できてしまうことです。
さすがにプロの現場は無理ですが、ファンな楽しみとしての空撮はできます。
上の写真のように、なかなか綺麗な写真を撮影することが可能になっているため、ちょっとした集合写真なんかに使いやすいと思います。
ベスト3|DBPOWER GD60
おそらくもっとも小型最軽量のドローンになります。
こちらは重量『16g』ととてもコンパクトなドローンです。
手のひらにドローンも操縦機も乗ってしまいます。
また写真も撮影できますので、初めてドローンを触るととても楽しいです。
価格も5000円未満でとてもお値打ち。
注意点は二つあります。
- 小さすぎるため、外で飛ばすには不向きであること。
- 小型といえど、プロペラがむき出しなので、操縦している時は必ず子供から目を離してはいけないということです。
期間限定ですが、アマゾンで割引コードもあります。
バンダイから出ているドローンはどうなの??
最近になって、ガンプラなどでもお馴染みのバンダイさんから子供用のトイドローンが発売しましたね。
人気アニメと合わせて、子供心を掴むデザインになっているので非常にいいと思います。
ただ単純にドローンとしての性能をみてしまうと、やはり先に紹介したDJI『Tello』などいいのかなと思ってします。
まあ編集長の場合は実用性しか見ないからな。
ですね。
なので子供が喜ぶデザインとかで選ぶのもありだと思います。
他にも手だけでドローンをコントロールするエアロノヴァなんてのもバンダイは発売してましたね。
【まとめ】家族でドローンに熱中しよう!
今回は『子供にプレゼント』をテーマにおすすめドローンのご紹介をさせていただきましたが、まとめると選ぶポイントは3つになります。
- 初めてでも安定した飛行性能を持っていること
- 小型で手のひらに収まり室内でも飛行可能なこと➡︎外の方がリスクは高まります。
- 価格
ここら辺のバランスを考えながら購入を検討されるといいと思います。
また子供と一口に言っても小学校低学年と高学年では全く異なります。
今回は低学年のお子さんでも大丈夫かなと思うドローンを紹介させていただきました。
いずれにしてもドローンを操縦する以上、多少なりともリスクはあります。
くれぐれも子供から目を離さない様に注意してください。
お父さんは空撮用ドローン!
大人の方は200g未満のトイドローンで練習した後は、絶景を撮影できる『空撮用ドローン』などがおすすめです。
価格10万〜からテレビのロケで使われているドローンで空撮ができます。