ドローン操縦が劇的に上達する訓練マニュアル中級編|3次元の動きに挑戦!
ドローンの操縦は考えずに操縦できるまで徹底的に叩き込もう!
前回の操縦上達訓練では主に2次元の動きの練習方法をご紹介しました。
前回の記事はこちら!
脱初心者!ドローン操縦が劇的に上達する訓練マニュアル【保存版】
上記の訓練やっていただければ分かりますが、うまくドローンを操作することがいかに難しいかわかっていただけたかと思います。
phantom4など自律飛行の機能がしっかりしていても、本当に「空撮」などで使用するためには常にドローンのカメラの向きも意識しなければなりません。
カメラ位置を固定した状態、また被写体を中心に据えた状態でカメラを被写体に向け続けるには相当なドローンさばきが必要になります。
国土交通省の飛行許可申請において最低10時間以上のドローンの操作経験が必要と書かれていたことも、とても納得できます。
本当に業務に使用しようとすれば、訓練は常にしておきたいものです。
はじめはどうしてもドローンのカメラ位置やどのように移動させるかなどは頭も体も考えながらでなければ操作できません。
しかし、自動車の教習所で車の運転が少しずつ上達したように、しっかり一つずつの動作をしっかり訓練していけば、考えずとも体でドローンの操作をすることができるようになります。
業務用で使うためには、ほぼスティック操作を意識することなく、ドローンを操縦できるまで技術を高める必要があります。
初心者に陥りがちな、障害物などに近づきすぎてしまった場合、ドローンの向きやスティック操作が混乱してしまうなど人為的なミスもしっかり操縦技術を体に叩き込めば、その多くは防ぐことができます。
さらに余計な思考と行動のロスが少なくなるため、多くのトラブルにも冷静に対処できるようになります。
前置きが長くなりましたが、今回はドローンならではの3次元の動きについて練習していきましょう。
ドローンで3次元方向の動きに挑戦しよう!
言ってみれば前回の訓練ではドローンの高さを変えることなく訓練していました。
一度ドローンの高さを決めてしまえばあとは二次元的な動きでよかったのです。
しかし、当たり前ですがドローンは「上昇」と「下降」の機能も有ります。
そのため、3次元の動きにも慣れておく必要があります。
早速下の図をみましょう。
まずは四角形移動の練習です。
図わかりにくくてすいません。ドローンおじさんのげんかいです(⌒-⌒; )
この訓練は比較的簡単にできると思います。
操縦者の位置によって難易度が変わります。
詳しくは次の訓練と合わせて説明します。
イラストの都合上と若干向きが異なりますが、3次元の動きで円運動を行ってみましょう!
今までしっかり操縦訓練を行っていれば、比較的簡単に操縦することができると思います。
また操縦者の操作位置をドローンに対して正面を向くか横を向くかで操作感覚が変わってきます。
単純な視力だけではなく、遠くにあるドローンとの距離感をつかむ「深視力」が必要になります。
この「深視力」は自動車の運転でもある程度養えましたが、ドローンの操縦になると一層高いレベルを求められます。
ドローンを2次元で移動させている時でも奥に移動したドローンが正確な円や四角形を描いているかも判断がつきづら買ったと思います。
縦方向でドローンを円移動させる場合は横から円運動を眺めることで自分が正確な円や四角形を描いているかがよくわかるのです。
そのため、操縦者の操作位置を工夫してドローンならではの立体的な動きとスティック裁き、そして「深視力」を高めていきましょう。
この訓練をしたら再び2次元の訓練に戻して練習してみるのも良いでしょう。
まとめ
人それぞれ操縦に対してのセンスに差はありますが、ドローンの上達する秘訣はとにかく練習をすることです。
基本的な
- 円運動
- 四角形移動
- 8の字移動
をベースに2次元、3次元と様々なコースを空中に描くことで、無限の訓練方法があります。
いい空撮映像や業務用で使えるようになるには無意識レベルで使いこなせるまで練習を積む必要があります。
綜合警備保障セコムなどでもドローンが取り入れられていますが、聞くところによると1ヶ月徹底的にドローンの操縦を訓練してからやっと業務に使えるようなレベルまで育つとのことだそうです。
ドローンの操縦訓練を実施した後は、『空撮』を意識した操縦を心がけましょう!
次のステップはこちらになります。