アンテナブースターでドローンとプロポの通信安定と飛行距離がアップ
アンテナレンジブースターを購入しました。
どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武穂高です。
最近ドローンの飛行距離もどんどん伸びてきまして、目視できるギリギリ500mほどの距離まで飛ばす機会が増えました。
飛行距離の増加とともに、ドローンの距離が離れれば離れるほど不安は出てくるものです。
また電波状況の悪い環境でドローンを飛ばすことはできる限り避けてはいるものの、滝や狭い峡谷などでは、気がつくと受信感度が悪い場所でドローンを飛ばさざるを得ないこともどうしてもでてきます。
そこで今回は兼ねてより気になっていたアイテムを購入してみました。
こちらです。
アンテナレンジブースター エクステンダー リモコンFPV信号ブースター (ゴールデン)
JUN11さんの検証動画
こちらJUN11さんの動画で紹介されていたのを見てからずっと気になっていたんですよね。
DJIの純正製品ではないものの、電波の仕組みがわかるとプロポとドローンの安定飛行にも繋がりそうです。
運営するFacebookコミュニティで投げかけたらみなさんがいろいろと教えてくれました。
電波強度そのものを上げることはできなくても、電波の特性を理解すること。
金属などを使って電波を特定の方向に集中させることができるみたいです。
エンジニアの平岩さんに教えていただきました。
アマゾンのレビューや実際に使っている方のお話を聞く限り確かに安定飛行が可能そう!
カンボジアでドローンを飛ばしている方は500m近くの高度で数キロ先までドローンを飛ばしているそうなのですが、アンテナの強度をアップするアイテムは使用しているそうです。
目視できる範囲だったり、いつも電波が安定している環境であれば、こういったアイテムは不要ですが、長距離飛行前提だったりいろんな現場で使用している方にとってはあってもいいアイテムだと言えるでしょう。
注意|アンテナとドローンの向きが異なると、急に受信感度が悪くなる!
確かにアンテナの受信感度はあがるみたいですが、注意が必要でこのブースターはあくまで特定の方向に電波を集める役割があるということ。
つまりこのアンテナとドローンの向きが直線上に向けていないと急に受信感度が悪くなってしまうのです。
上の写真は届いてはじめにこの向きでつけてしまいましたが、これは誤りです。
この金属面を常にドローンに向けることでアンテナの受信感度がアップします。
こちらが正しい装着方向になります。
この面を常にドローンに向け続ける必要があります。
ドローンの飛行距離が伸びるからと言って、目視外で操縦者本人がどこにドローンを飛ばしているのか正確な位置を把握せずに飛ばしてしまうと、逆に電波の受信感度を悪くしてしまうもろ刃の剣になってしまう可能性があるのです。
そのため、操縦者はしっかりとドローンの場所を把握した上で扱う必要があるのです。
便利なアイテムでも、しっかりと操縦者の技量と知識は求められるのかなと思いました。
ドローンを目視外1km先までフライトしました。
実際にドローンを1km先まで飛ばしてみました。