DJIトイドローン『Tello(テロー)』レビュー!性能を初心者向けに解説します!
DJIから100g未満のトイドローン登場!
2018年上半期『DJI社』から新型のドローンが発表されました。
ここでは100g未満のトイドローン『Tello(テロー)』の特徴とどんな人におすすめか解説をしていきます。
DJI『Tello』の製品概要
価格 | 12800円 |
---|---|
機体重量 | 80g |
飛行時間 | 13分 |
映像画質 | HD720P |
有効画素数 | 500万画素(ただしスマホにも依存する) |
最大伝送距離 | 100m |
手ぶれ補正 | 電子手ぶれ補正 |
オススメ度 |
スペック・価格的にこれからドローンを始めてみたい方でも手にしやすいです。
ただしジンバルではなく『電子手振れ補正』なので、結構揺れます。
ドローン初心者にも扱いやすいモデルですが、体験会などのイベントで非常に重宝します。
『Tello』6つの魅力とは?
- 価格が1万円台前半で購入できるため、入手しやすい
- 機体重量100g未満であるため、飛ばす場所を探しやすい
- 飛行の安定性に非常に優れ、『Mambo』よりも優秀
- SNS映えな空撮写真と動画の撮影が可能
- ドローンを活用したプログラミング教育にも有効
- 3Dプリンターと組み合わせるとさらに遊べる!
箇条書きにするとこんな感じですね。
まずは『Tello』の魅力からお伝えします。
ドローン初心者だと勘違いをする人も多いかもしれませんが、
「Telloは空撮をするためのドローンではない」ということは理解しておいてください。
これから
- ドローンを始めてみたい!
- ゆくは壮大な自然を空撮してみたい!
という方のための『ドローンの操縦練習として最高』のモデルになっております。
Tello(テロー)の外観をチェックしよう!
正面図
真上図
真横図
斜め図
Telloの読み方は『テロー』
Telloと書いて『テロー』と読むみたいです。
『テッロ』と読んでいる人もいます。
まあどっちでもいいと思いますが、今では「テロー」で定着しています。
DJI Tello(テロー)のプロモーション動画
Telloのプロモーションビデオです。
今回はDJI公式じゃなくて、製作した『Ryze Robotics』から動画がでてますね。
『Tello』には『インテル』の技術が搭載されている
『Tello』は純粋に『DJI社』が開発したドローンではなく、
『インテル』との共同開発により『Ryze社』から開発されております。
『インテル』と言えば、『平昌オリンピック開会式』で1218台のドローンをプログラミング飛行させたことで非常に話題になりましたよね。
実際の開封とTelloの取り扱い方はこちら!
実際の開封からレビューは別記事でまとめてあります。
気になる方は以下の記事をご覧ください。
【何が入ってる?】Telloの同梱物
- 本体:1機
- バッテリー:1個
- プロペラ:8枚
- ペラガード:1セット
Telloの価格は12800円!いろいろ揃えると2万円弱
本体の価格そのものは『12800円』になります。
バッテリーを追加
元の本体にはバッテリーは一個しかありません。
がっつり遊びたいなら、追加でバッテリーは用意したいところです。
出先でバッテリーが少ないともの足りないですし、
体験会で使用するにはバッテリーの数は必要になります。
必要に応じて買い足しておきましょう
最大の特徴は200g未満で航空法規制対象外!
これまで『DJI』は空撮用ドローンの販売を中心にしてきましたが、ここに来て『200g未満』のトイドローンを出して来ました。
日本でドローンを運用する際は『200g未満』か『200g以上』かで『航空法』という法律が適用されるか否かのラインになります。
Telloはカメラジンバルなし?
写真の通り、カメラは備えつけられておりますが、ジンバルはありません。
また映像は4Kとまではいきませんがそれなりの画質で撮影できそうです。
ドローン空撮向きの性能ではないので、Telloのカメラはおまけ程度だと思っておきましょう!
あくまで「おもちゃのドローン」であり、室内での「練習用」におすすめです。
飛行時間は「13分」
ホビードローンの飛行時間が13分って今までの中でもかなりの長時間飛行ですね。
色は選べる3種類
色は3種類あります。
純正以外にも様々なカバーやラップがあるので、後から変更することも可能です。
Telloの特殊機能|クイックショット
フライトモード①|8D Flips
スマホ画面をスワイプすることで、その方向にTelloが宙返りします。
フライトモード②|Throw & Go
手のひらからドローンをリリースする『Throw & Go』です。
フライトモード③|Up & Away
こちらはタップひとつで、ドローンは後方・上昇しながら自動で撮影してくれるモードになります。
フライトモード④|360
ホバリング状態から、その場で360度回転して自動で撮影!
フライトモード⑤|Circle
中央にカメラを向けながら大きく円を描きながら撮影を行います。
フライトモード⑥|Bounce
高さ30cmから1mくらいの高さマンで上下に運動をします。
専用『プロポ』も用意するとなおよし!
プロポにも複数種類があります。
Telloのためだけのプロポ
スマホゲームとも相性がいいプロポ
価格1万円とちょっと高いですが、普段スマホゲームも遊ぶ方におすすめです。
実際に使ってみましたが、スマホのタッチ操作よりはずっと快適にフライトさせることができます。
iPadでも操縦したい場合
こちらはiPad専用になります。
FPVゴーグル
DJIゴーグルとはまた別のゴーグルが登場しております。
こちらも価格など気になるところです。
プログラミングとドローン
コンピューターで組んだプログラミングに合わせてドローンの操縦が可能です。
ドローン&プログラミング教室にも使えそうです。
プログミング専用「Tello EDU」
商品名 | Tello EDU |
---|---|
価格 | 16800円 |
飛行時間 | 13分 |
プログラミング教育に特化した「Tello」も販売されてます。
こちらは「DJI公式サイト」のみで購入可能です。
DJI telloは最強の自撮りドローン
この価格でそこそこいい感じで撮影できたら、ある意味自撮りドローンとして最強かもですね。
またFPVも楽しめそうなので、自宅内で『tinywhoop』のようにドローンレースが楽しめそうですね。
DJI Tello公式サイト:https://store.dji.com/jp/category/tello
Telloを屋外で空撮してみた
風速2m程度でしたが、想像以上に安定してフライトしてくれました。
トイドローンの中ではトップクラスの安定感ですね。
空撮映像若干微妙な模様
風速2mくらいでしたが、撮影できた映像に関しては正直ガッタガタでした。
無風状態や室内ならもう少しマシな映像を撮影できるかもしれません。
3Dプリンターでパーツ製作
3Dプリンターで製作したオリジナルパーツで遊んでみました。
結構遊べますよ!
まとめ
- 価格が1万円台前半で購入できるため、入手しやすい
- 機体重量200g未満であるため、飛ばす場所を探しやすい
- 飛行の安定性に非常に優れ、『Mambo』よりも優秀
- SNS映えな空撮写真と動画の撮影が可能
- ドローンを活用したプログラミング教育にも有効
- 3Dプリンターと組み合わせるとさらに遊べる!
価格 | 12800円 |
---|---|
機体重量 | 80g |
飛行時間 | 13分 |
映像画質 | HD720P |
有効画素数 | 500万画素(ただしスマホにも依存する) |
最大伝送距離 | 100m |
手ぶれ補正 | 電子手ぶれ補正 |
オススメ度 |
というわけでDJI初のトイドローン『Tello』の紹介でした。
200g未満のトイドローンの中ではピカイチの安定感とそこそこいい感じの空撮写真を撮影できることなどから、かなりおすすめなドローンになります。
子供向け体験会などでも重宝しますので、ぜひチェックしてみてください。