【徹底レビュー】なぜPhantom4Pro V2.0の再販が望まれていたのか?
なぜ『Phantom4Pro』の再販が望まれていたのか?
- 4K60fps撮影可能
- ATTIモードに切り替え可能
- HDMI端子で外部出力可能
デメリット
- とにかく荷物が多くなる
どうもDRONE WALKER(ドローンウォーカー)編集長の吉武穂高です。
今回は、DJIの空撮用ドローン『Phantom4Pro V2.0』の魅力をMavicシリーズなどと比較して紹介します。
昨年、途中から生産が中止になり、『Mavic2 PRO』がメインの空撮機として活躍してきました。
たまに『Phantom4Pro V2.0』が市場に流通するとあっという間に売り切れ状態!
なぜそんなに人気なのか4つのポイントで紹介していきます。
【ドローン概要】Phantom4Pro V2.0とは?
製品名 | Phantom4Pro V2.0(ファントム4プロ) |
---|---|
価格 | 207,680円 ディスプレイ一体型:243,320円 |
機体重量 | 1375 g |
レンズ | 24 mm f/2.8~f/11 オートフォーカス |
動画 | 4K60fpsで撮影可能 |
静止画 | 2000万画素 |
センサー | 1インチセンサー |
特徴③ | 5方向障害物センサー |
飛行時間 | 最大30分 |
最高時速 | Sモード:72 km/h Aモード:58 km/h Pモード:50 km/h |
最大風圧抵抗 | 10 m/s |
伝送システム | OcuSync 2.0 |
URL | https://store.dji.com/jp/product/phantom-4-pro-v2 |
『Phantom4Pro V2.0』のざっくりしたスペックはこちらになります。
カメラとして特筆すべきは『4K60fps』で撮影できることですね。
同梱物
- ドローン本体x 1
- 送信機x 1
- インテリジェント フライトバッテリーx 1
- 充電器x 1
- 電源ケーブルx 1
- プロペラ(1組)x 4
- ジンバルクランプx 1
- microSDカード(32GB)x 1
- マイクロUSBケーブルx 1
- キャリーケースx 1
これだけのセット内容になっているぞ!
追加でバッテリーとマイクロSDカードは購入しておくことをおすすめするぞ!
バッテリー
「バッテリー」は1個だけでは心許ないので、最低3個以上は揃えたいですね。
バッテリーの管理には注意が必要
夏場や冬場などはバッテリーの管理に注意しましょう。
リポバッテリーの特質上、温度と電圧管理が大切になります。
マイクロSDカード
マイクロSDカードは『サンディスク』がおすすめです。
私が購入するものは、容量「32、64G」あたりを数枚持って、
フライトごとに入れ替えたりしてます。
128Gなど大容量のものを選ぶより、32G、64Gを複数枚持つことをおすすめします。
ドローンは常に墜落リスクはゼロではないので、データを守る環境づくりが大切です。
なぜ『Phantom4ProV2』は根強い人気なのか?
メリット
- 24mmで広角レンズ
- 4K60fps撮影可能
- ATTIモードに切り替え可能
- HDMI端子で外部出力可能
デメリット
- とにかく荷物が多くなる
空撮機としてメインになっている『Mavic2 PRO』と比較したメリット・デメリットになります。
サイズ化や持ち運びの点はネックになりますが、それ以上にプロ用のカメラ機材として優秀なポイントがたくさんあります。
【人気の秘密①】カメラ機能が凄い!
根強い人気のひとつは映像性能の優秀さです。
『Mavic2 PRO』と何が違うのかここで紹介していきます。
『Mavic 2 PRO』との比較①|色温度の違い
実際にPhantom4ProとMavic 2 PROを比較して比べた映像になります。
何度も飛ばし比べてみた感想ですが、『Phantom4Pro V2.0』はパリッとした青みが強い印象です。
Mavic 2 PROは暖かみがあるフィルムルックな印象です。
個人的には、テレビなどロケでの空撮業務には、『Phantom4Pro V2.0』がおすすめです。
『Mavic2 PRO』は、YouTubeなど自分のための映像作り、映画調に仕上げたい時などにおすすめな印象ですね。
- Phantom4Pro:青みが強いシャープな印象
- Mavic2PRO:暖かみのある印象
『Mavic 2 PRO』との比較②|60fpsの魅力
やはりフレームレートが『60fps』というのは大きな魅力ですね。
なぜ『Mavic2 PRO』を60fpsで撮影できるようにしてくれなかったのは謎ですが・・・笑
Phantom4Proは『4K60fps』で撮影可能
Mavic 2 Proで『4K30fps』でしか撮影できない。
【人気の秘密②】ATTIモードに切り替え可能
- P:GPSモード(基本これ!安定飛行が可能)
- S:スポーツモード(GPS制御ありでスピードが出る。)
- A:ATTIモード(手動操縦モード)
速度の違い
- Sモード:72 km/h
- Aモード:58 km/h
- Pモード:50 km/h
手動でATTIモードに切り替えることができるのは『Phantom4Pro V2.0』の大きな魅力ですね。
特にドローンの講習を行う場合には、『ATTIモード』での練習も必要になります。
【人気の秘密③】HDMI端子で外部出力可能
さらなる魅力は、プロポ(コントローラー)を通じて、外部モニターに出力できることです。
Mavic 2 PROのプロポで外部出力したい場合は、専用のスマートコントローラーを購入する必要があります。
プロの空撮現場では、外部モニターなどでクライアントやディレクターなどにその場で映像を確認してもらう場合にかなり役に立ちます。
Mavic 2 PROのスマートコントローラー
商品名 | DJIスマートコントローラー |
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価格 | 83700円 |
対応ドローン |
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モニター |
|
伝送 | OcuSync 2.0フルHDビデオ伝送 |
環境 | -20℃〜40℃でも使用可能 |
備考 | HDMIポート付きで4K60fpsビデオ再生可能 |
連続使用時間 | 2.5時間 |
【人気の秘密④】再販で『Ocusync2.0』に進化!
ドローンとプロポは電波でつながっております。
そしてDJIの空撮用ドローンでも、機種によって伝送システムが異なります。
その中で最も映像伝送が強い『Ocusync2.0』に進化しました。
これも大きな魅力の一つですね。
Phantom4Pro V2.0で空撮してみよう♪
- 本体のチェック
- マイクロSDカードのセット
- プロペラの装着
- ジンバルカバーを取り外す
- 電源・アプリを起動
- GPSなど問題ないかチェック
- 周囲の安全をチェック
- 飛行開始!
実際にドローンを飛ばしてみましょう♪
【まとめ】Phantom4Pro V2.0は根強い人気
製品名 | Phantom4Pro V2.0(ファントム4プロ) |
---|---|
価格 | 207,680円 ディスプレイ一体型:243,320円 |
機体重量 | 1375 g |
レンズ | 24 mm f/2.8~f/11 オートフォーカス |
動画 | 4K60fpsで撮影可能 |
静止画 | 2000万画素 |
センサー | 1インチセンサー |
特徴③ | 5方向障害物センサー |
飛行時間 | 最大30分 |
最高時速 | Sモード:72 km/h Aモード:58 km/h Pモード:50 km/h |
最大風圧抵抗 | 10 m/s |
伝送システム | OcuSync 2.0 |
URL | https://store.dji.com/jp/product/phantom-4-pro-v2 |
というわけで、『Phantom4Pro V2.0』の魅力を紹介させていただきました。
Mavic 2 PROとは異なる魅力があり、とりわけ空撮業務をメインにしている方にとって非常に人気のドローンです。