【Phantom4Pro】ドローンの映像をHDMI端子で外部モニターに出力する方法
ドローンの空撮映像を外部モニターに出力する方法
どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武穂高です。
今回は、普段タブレッドやスマホなどで見ているドローンの空撮映像を、同時に外部モニターに出力する方法をご紹介します。
外部モニターに出力するとどうなるの??
ずばりこんな感じになります。
例えば、ディスプレイなどの大画面にリアルタイムのドローンのカメラが捉えた映像が出力されます。
ドローンのプロポから『HDMI出力端子』を通じて、外部モニターに接続することでいろんな画面で映像を確認できます。
外部モニターに繋げるメリット
ずばり他の方と映像共有ができることです。
例えば、空撮業務においてドローンパイロットがいる場合、自前のタブレットのみでは映像を確認できる人数が限られてしまいます。
しかし、横に外部モニターを設置することで、ディレクターなどにも直接視覚的に映像を確認してもらうことで、指示などを受けやすくなります。
また先日紹介したブラザーのヘッドマウントディスプレーなどもこの外部出力に当たります。
ヘッドマウントディスプレーの特徴は
- ドローンを目視しながらもモニター画面も確認できるため映像クオリティが高まる
- ドローンの目視飛行が基本となるので、墜落・衝突リスクが軽減できる
といったメリットがあります。
空撮業務を本業にしている方は、『CrystalSky』などの外部モニターが必要になってくるのです。
外部モニターへの出力に対応しているのは、Phantomシリーズ以上のドローン
ここで注意点は、『HDMI端子』を通じて外部出力できるのは、Phantomシリーズ以上のドローンになります。
つまりMavicシリーズには対応していないということです。
残念ながらMavicのプロポはUSBポートしかなく、HDMI端子はついていません。
また通常のPhantom4Pro(ファントム4プロ)も別端子を購入する必要があります。
モニター付きのPhantom4Proプラスは初めから『HDMI端子』がついてますが、
通常のPhantom4Proにはついていないので、出力端子を変える必要があります。
こんなのですね。
13000円したので、結構痛い出費でしたσ(^_^;)
で交換するために必要な六角レンチも異常に小さいサイズなので、買いに行く手間もありました。
サイズは上の写真を参考にしてください。
取り換えもちょい面倒ですので、ご注意ください。
Mavic 2 シリーズの場合
商品名 | DJIスマートコントローラー |
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価格 | 83700円 |
対応ドローン |
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モニター |
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伝送 | OcuSync 2.0フルHDビデオ伝送 |
環境 | -20℃〜40℃でも使用可能 |
備考 | HDMIポート付きで4K60fpsビデオ再生可能 |
連続使用時間 | 2.5時間 |
Mavic2 はそのままではHDMIは使えないので、
『スマートコントローラー』を使う必要があります。
ブラザーのエアスカウターもHDMI出力することで使用可能になります。
ブラザー工業から販売されているエアスカウターも小型ですが、ヘッドマウント型のディスプレーになります。
こちらもかなり便利ですので、よかったらご覧ください。