DJI GO4の説明書|空撮ドローンを購入したら、設定したい7つのおすすめ初期設定
DJI GO4のアプリの使い方を紹介します
どうもDRONE WALKER(ドローン ウォーカー)編集長の吉武穂高です。
今回はDJI社の空撮用ドローンを操縦するに当たって、非常に重要な『DJI GO4』アプリのご紹介をします。
私自身、『Phantom4Pro・MavicPRO・MavicAIR』とたくさんのドローンを同時に使用しておりますが、一度このアプリの使い方を覚えてしまえば、基本の設定方法は同じですのでとても便利です。
- ホームボタン
- 機体ステータス:GPS・プロポ・バッテリー状態
- カメラ設定:ISO、シャッタースピードなど設定項目
- 障害物センサー:障害物との距離感、近づくと赤くなる
- フライトモード:アクティブトラックなどさまざまなモードを選択
- 地図:現在地をマップで表示
- 現在地の距離:離陸ポイントを記憶し、そこから高さや距離を算出
おすすめ設定①|カメラグリッドの設定
まずおすすめしたいのは『カメラグリッド』の設定です。
空撮写真を撮影する時には、『構図』がとても重要な役割を示します。
特に基本である『3分割構図』『対角線構図』など1つの写真の中に、被写体をどこに配置して撮影するかはとても重要です。
初期設定では、何も『グリッド』は表示されていないため、設定しておくことをおすすめします。
設定方法
おすすめ設定②|カメラのジンバルピッチの調整
次に設定しておきたのが『カメラのジンバルピッチ』の設定になります。
ドローンのカメラは縦方向に動かすことができますが、初期設定では結構早く動いてしまいます。
実際のジンバルピッチの比較動画はこちら
上記動画のようにジンバルピッチが早すぎると、ドローンを操縦しながらカメラを動かす時に滑らかなカメラワークができません。
そのため、事前に設定を変更しておくことをおすすめします。
設定方法
設定は上記の画面から変更をすることができます。
こちらは確実に設定しておきたい項目になります。
おすすめ設定③|ショートカットボタンの設定
次は『ショートカットボタン』の設定です。
ドローンのプロポの種類によって異なりますが、プロポ裏にある『ショートカット』ボタンを設定しておきましょう。
設定方法
おすすめは『カメラの前方・下』になります。
先の設定②でジンバルピッチを緩やかにしていますので、ボタン一つでカメラを上下に移動できるようにしておくと余計な時間を使わずに済みます。
いずれにしろ、自分好みのカスタム設定をしておくとよいでしょう。
おすすめ設定④|映像の設定
DJIのドローンは綺麗な空撮映像が撮影できます。
- 映像は4K・2.7K・HD
- フレームは24fps・30fps・48fps・60fps
とドローンによって設定を選ぶことができます。
こちらも好みに合わせて設定をしておきましょう!
私自身は、『4K30fps』を基本にしております。
おすすめ設定⑤|Jpeg+RAW
空撮写真を撮影する時に、初期設定では『jpeg』で写真が撮影されるようになっています。
『RAW』撮影もできるように設定しておくと、撮影後により本格的に『現像』をすることができます。
海外のクリエイターは当たり前のように『現像処理』をしていますが、日本ではまだまだな現状。
ここはぜひ『RAW撮影』と『現像処理』に挑戦していただきたいです。
設定方法
おすすめ設定⑥|カラーの設定
DJIのドローンには専用の『カラー』が用意してあります。
映像を撮影後、本格的なカラーグレーディングに挑戦したいときは『D-LOG』がおすすめです。
またいろいろなカラーがありますので、事前にお気に入りのものを見つけておくと、映像に『世界観』を作ることができます。
設定方法
おすすめ設定⑦|リターントゥーホームの高さ設定
リターントゥーホームとは、いざという時に離陸ポイントまで自動で戻ってきてくれる便利な機能になります。
DJIには3種類RTHがあります。
- スマート:ボタン一つで戻ってくる
- ローバッテリー:一定のバッテリー残量以下になると戻ってくる
- ノーコン:ドローンとプロポの電波が切れたら、10秒後に戻ってくる
この時に、事前に戻ってくるときの高さを設定しておく必要があります。
初期設定は『30m』になっております。
多くの方はこの設定で問題ないと思いますが、ドローンを運用する場所によって周囲に30m以上の建物や障害物があるときは注意が必要になります。
そのため、「いざという時はリターントゥーホームがあるからいいや」ではなく、その先に起こり得るトラブルまで意識して、設定に気を配るようにしておきましょう!
設定方法
まとめ|細かい機能まで使いこなしましょう!
というわけでおすすめの初期設定のご紹介をさせていただきました。
他にもいろんな設定がありますので、ぜひぜひ細かい部分まで設定できるように使いこなしてみてください。
さらに今回紹介しきれなかった『カメラの詳細設定』については以下の記事で解説しております。
ぜひチェックしてくれよな!